発達がゆっくりな子が通う療育園の水遊び・プールはどんな感じ?
私の息子のハルは自閉症と診断されていて、2歳10ヶ月から療育園に通っていました。
今回は、ハルが4歳になったばかりの療育園でのプールの様子を療育園と家庭をつなぐ連絡ノートを元に紹介していきます。連絡ノートの詳細はこちら→
中庭で水遊び
2011年6月29日(水)
中庭での水遊びでは、小プールに入ったり、水をかけられるととても気持ちよさそうにしていました。また、ニコニコして小プールにゴロンと横になっていました。
水遊びで泡あわに
2011年年6月30日(木)
4歳児さんと一緒に朝の集まりをしてから、中庭で水遊びやシャボン玉をしました。水の中にシャボン液が少し入ってしまい、みんなで手でバシャバシャすると泡あわになり、ハルくんはシャンプーだと思ったのか、頭に泡を乗せていました。
プール開き
2011年7月4日(月)
プール開きをしました。とても気持ちよさそうに大プールに飛び込んだり、浮き輪でプカプカ。いっぱい遊んで、お昼寝も早く寝てしまいました。
水遊びは楽しい
2011年7月5日(火)
3歳児・4歳児
今日は、前に作った七夕飾りを笹に飾りました。そしてみんなでプールに入りました。大きいプールでは、ブランコを順番にして遊びました。笑顔な子や嬉しそうにしていたと思ったら、表情がだんだん強張る子もいました。また小さいプールでは、樋(とい)転がしやタライに水を入れてジョウロで遊びました。水を触っているだけの子どもたちも気持ちよさそうでした。
5歳児
5歳児さんの部屋の前に大きな笹を立てて、そこにみんなが作ったスイカやキュウリ、ナスを飾りました。七夕の歌もよく覚えていて、♪きーらきらと両手をヒラヒラする振り付けもあります。また家でも歌ってみてくださいね。その後、野菜を収穫に外へ行き、今日は初めてオクラを採りました。畑のじゃがいもの様子も見に行き、明日みんなで芋掘りをしようと約束をしてから久しぶりにうこっけいまでお散歩に行きました。オクラ入りスープ美味しかったです。プールは朝と給食後の遊びで入っています。
療育園のプール遊びはこんな感じ
ハルが通っていた療育園では、7月に入るとプール開きがあります。でも、6月も充分暑いですよね。ですから、暑くなったら、水遊びも始まります。ハルは、水遊びが大好きだったので、待ちに待ったプールです!!水遊びの時から、水に入ったシャボン玉を泡立てて、遊ぶ子どもたちの様子が目に浮かんできます。ハルは、シャンプーのように泡を頭に乗せて遊んでいたようです。
そして、プール開き!
小さなプールでしたが、子どもたちにとっては、楽しい場所。樋にボールを転がしたり、タライやジョウロで遊んでいました。水が好きな子は、プールに入って思いっきり水遊びをして、苦手な子はタライに入った水で遊んだりと、それぞれに楽しみます。そして、ハルが通っていた療育園の定員は約30人なので、狭いプールでも毎日プールに入ることができます。1日2回の時だってあります。水が苦手な子は嫌だろうな・・・とお思いになるかもしれませんが、みんなが楽しんでいるのを見ていると、苦手な水も触ってみようかな・・・って思ったり、プールに入ってみようかなって思ったりして、克服することもあるそうです。
そして、プールのあとは5歳児さんは野菜の収穫に行っていますね。療育園では、いろんな野菜を植えていました。この時期は、夏野菜ですね。ミニトマトやナス、キュウリ、オクラを植えていました。そして、収穫した野菜は給食で食べることができます。野菜が苦手な子も、自分たちが収穫した野菜なら食べることができることもあるそうですよ。