ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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多動が気になる自閉症児と療育園でのお散歩

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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡にお越しいただきありがとうございます。ハルママです。

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 療育園でのお散歩にも成長が見られる 

2011年8月22日(月)

今日は、お友達4人で散歩に行きました。高速下まで、あまり走ることなく、ゆっくり歩いて進みました。橋桁の下で坂を登ったり、お地蔵さんの方を恐る恐る(暗い感じだったからか?)進んで、納得すると保育士と一緒に戻ってきました。
他の療育園ではわかりませんが、ハルが通っていた療育園では、ほとんど毎日お散歩に出かけていました。入園当時(2歳10ヶ月)は、とにかく走っていました。それも何か目的があるのではなく、とにかく走り続ける・・・そんな感じでした。

歩いて散歩ができるようになった

ハルが年少の時の同級生は5人でした。ハルは年々少で入園したのですが、ハルが入園した年くらいから待機児童が多くなってきて、年少で入園する人数が少なくなってきていました。
だから、年少の時の同級生はハルも含めて5人でした。この日は、誰かがお休みだったようで、4人でのお散歩だったみたいです。
ハルが通っていた療育園は、山がすぐそこにあって、高速道路の橋桁まで行けるような田舎にありました。だから、車の通りも少なく、散歩も基本的に先生と手を繋ぐことなく行きます。 
あまり走ることなく、ゆっくり歩いて進みました。

先生のコメントのこの部分は、入園した頃には考えられませんでした。

入園してすぐの遠足の様子はこちら⇒体力、精神共に支えになってくれたのは保育士さん達でした 


とにかく走り続けるハルを追いかけるだけの母。お散歩なんて体力勝負で楽しくなんてありませんでした。でも、入園してから1年が過ぎて、ただ走るだけでなく、周りを少し見て歩くことができるようになっていました。

訓練(OT・ST)もない療育園に通って意味あるの?

2011年8月23日(火)

今日は園一周の散歩をしてからプールに入りました。
散歩では溝に葉っぱを流したり、流れてくる葉っぱをジッと見ていました。
プールでは大プールに飛び込んだり木の家でおままごとのようにして遊んでいました。

療育園では、とにかくたくさん遊ばせてくれました。お散歩の後、プールに入って、お腹がペコペコの状態で給食!いいですよね。ハルの療育園では、こんな毎日を過ごしていました。
作業療法(OT)・言語聴覚療法(ST)もありません。ハルの場合は、療育園以外にOT・STも受けていませんでした。「こんな遊んでばかりの療育園だと、発達なんてしないんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうでもないんです。
例えば、お散歩。歩くことは、運動の基本ですよね。歩くことによって基礎体力が付きます。ハルも、お散歩のおかげでかなり体力がつきました。
ハルが通っていた療育園では、登園すると、園庭に出ます。その時に靴を履きますよね。それだって、療育の1つ。他のお友達が靴を履いて、「自分もやってみよう!」と思い、靴を履くことができるようになることもあります。いくら「靴を履きたい!」と思っても履きにくい靴でうまく履くことができないと、諦めてしまうかもしれませんね。
ハルが履いていた靴は、他のお母さんのおススメの靴です。マジックテープを外すと、履き口が大きく広がるので子ども1人でも履きやすいです。