ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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ゆっくり育つヒマワリだってしっかりとした根を張っている。それはまるで自閉症の息子のよう

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ハルが亡くなってしばらくして、ヒマワリの種をまきました。

秋に植えたヒマワリの花は小さいが根はしっかり張っている

このヒマワリを毎日観察して、長男(当時小学1年)は夏休みの自由研究として提出し、市、県共に金賞をいただきました。

 2年生の時も継続研究としてヒマワリの観察をしました。 

その時に、秋(11月頃)に種を蒔くと、芽は出るのか?という観察をしました。

 結果、芽は出ました。 

ただし、芽が出るのは遅かったです。 花も小さいながらもしっかり咲き、種も取れました。 そして、枯れた後に根を掘り返してみると、しっかりと根を張っていました。

 それが、発達がゆっくりなハルのようでした。 

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あっち行き、こっち行き 療育園でのお散歩は大変!

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今回は、ハルの通っていた療育園のお散歩についてのエピソードを療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートを元に紹介していきます。(連絡ノートの説明はこちら→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

  

療育園に入園して1ヶ月のお散歩

 今日は、広場へお散歩に行きました。 少しの距離ですが、大冒険でした。 ハルくんは、広場をよく走って、あっちの草むら、こっちの石山とよく見て回っていました。

  

 ハルの通っていた療育園にはいくつものお散歩コースがあります、 田舎だから、ほとんど車も通らないし、田んぼがあるのであぜ道を歩いたりもできます。 

 この日は、近くの広場で遊んだようです。

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子どもを亡くすことは辛すぎる。でも前を向いて歩いて行かないとしかたない

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この写真は、種をまく時期を少し遅くして育てたヒマワリです。10月に咲きました。

花の大きさは小さいですが、元気に咲いていました。

ハルの笑顔はヒマワリの花というタイトルは、私がつけたものです。

  なぜ、ヒマワリかと言いますと、

 ハルが笑うと、パッと周りが明るくなるようでした。 それが、真夏に咲く、ヒマワリのようだったからです。 ヒマワリを見ると、なんだか元気になりませんか?

 ハルの発達は、ヒマワリのようにグングンと伸びるものではありませんでしたが、少しずつ成長してくれました。

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障がいを抱えていても習い事!!水が好きな息子と水泳教室

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障がいを抱えた子が習い事をすると言ったら、意外でしょうか?

「そんなことできるの?」と思われるでしょうか?

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もしハルが生きていたらお兄ちゃんとどうやって遊んでいたかな?

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私の息子のハルは2歳半で自閉症と診断され、2歳10ヶ月から療育園に通い、5歳のお誕生日の直前に亡くなりました。

今回は、ハルが3歳5ヶ月頃の様子を療育園の連絡ノートに書いてあった内容を元に紹介していきます。(連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

ブラックなハル登場

 お兄ちゃんにお気に入りの動物カードをバラバラにされたのが、悔しかったのか、お兄ちゃんが大切にしているポケモンの人形が入った箱をひっくり返しに行っていました。 泣きそうなお兄ちゃんを見て、大笑いしていました。

  

ブラックなハルの登場です。 自分が大切にしている物を壊されて、お兄ちゃんを攻撃するのではなく、 お兄ちゃんが大切にしている物を引っくり返すとは・・・

  考えたな・・・

 と思いました。  しかも、泣きそうになっているお兄ちゃんを横目に大笑い・・・。 なんてブラックなんだ・・・と思いながらも笑ってしまいました。

友達の兄弟の様子を見て

 数年前お兄ちゃんの幼稚園の時のお友達と遊んだのですが、そのお友達の弟くんが、ハルと同い年なんです。 

お友達兄弟が、仲良く遊んでいたり、喧嘩しているのを見て、

ハルが生きていたら、こんな風になっていたのかな? いや、なかなかコミュニケーションが取れないから、こんな風にはなっていなかったかな・・・ 

と、もう二度と見ることができない息子たちの姿を思い浮かべていました。

 生きているときは、本当に大変なことがたくさんあり、毎日しんどかったのですが、 いなくなってしまうと、寂しくてしかたないです。

 ハルが亡くなってもうすぐ7年が経ちますが、忘れた日はありません。

 ハルが亡くなってからも、私が飄々と生きているように見えていたのか、姑に

「ハルが亡くなって、清々してるんやろ」と

と言われました。

  障がいを抱えて大変な思いはしていたけど、子供を亡くして、「清々している」親など、どこにいるのでしょう。 周りにもそういう風に思っている人がいるのかもしれないと思うと、生きていくのも嫌になってくる時もありました。それでも、私は生きなければいけない。

3歳のお誕生日頃の発達の様子【自閉症育児】

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3歳頃であれば、自分の名前や年齢が言え、日常の挨拶ができる、服の着脱が一人ででき、オムツが取れて自分で排尿できたりするころでしょうか。

私の息子のハルは自閉症と診断されており、上の内容は3歳ではできませんでした。

今回はハルの3歳のお誕生日頃の発達のようすについてを療育園の連絡ノートを元に紹介します。(連絡ノートの説明は→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】)

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3歳児のトイレトレーニング中の失敗【自閉症児育児】

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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡にお越しいただきありがとうございます。ハルママです。ブログの説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

ハルのトイレにまつわるエピソードです。 

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我が家のトイレトレーニングの方法【自閉症児育児】

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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡にお越しいただきありがとうございます。ハルママです。ブログの説明はこちらから→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

発達に遅れがあるなしに関わらず、トイレトレーニングに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?

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