発達の遅れを指摘され紹介された親子教室の活動とは?
以前の記事、発達の遅れを指摘され紹介された親子教室ってどんなところ?の続きです。ハルが通っていた親子教室では、登園したら思いっきり自由遊びの時間が設けられていました。自由に遊んだあとは、教室に入り朝のあつまり。ここまでが前回の記事に書いていました。今回は、朝の集まりの後の活動内容です。
親子教室では、朝の集まりが終わると、その日その日に合わせた活動内容が組まれています。それは、お散歩だったり、制作だったり、リズムだったり、クッキングもありました。
親子教室の近くを散歩
お散歩は、親子教室の近くを散策したり、公園に行ったりしました。ただ歩くだけではなく、川があると、葉っぱを流したり、花が咲いていたり虫がいると「みんな~テントウムシがいるよ~」と先生が声を掛けてくれ、みんなが集まったり・・・。
しかし、ハルはそんな先生の声掛けにも眼もくれず、ひたすら歩いていました。
手を離しても危なくないお友達もいる中、ハルはしっかり手を繋いていないと、どこへ行ってしまうかわかりませんでした。歩きたくないのか、ずっと抱っこしていた日もありました。
周りのお友達は、いろんなものに興味を持っていましたが、ハルはとにかく歩くのみでした。
製作
ペープサートを作ったり、行事(子どもの日、母の日、父の日、ひな祭り等)の製作もしました。ハルは、製作があまり好きではなかったので、見向きもしてくれず、ほどんど私が作っていました。だから、親子教室時代の製作は、私もあまり好きではありませんでした。
製作の日の親子教室は嫌いでした。
クッキング
ホットケーキや白玉団子を作りました。親子教室の時のクッキングは、さほど興味を持ってくれなかったので、ボウルと私の体の間にハルをはさみ、逃げられないようにして、ホットケーキの生地を混ぜていました。そして、ホットプレートで先生が焼いてくれ、みんなで「いただきます!」をして食べました。
ハルはホットケーキが大好きだったので、一瞬で平らげてしまい、おかわりをするためにお皿を持って先生のところへ行っていました。
ホットケーキは、自分たちで焼いた他に先生も焼いてくれるので、おかわりができたので、ハルも大満足。
ハルは「何度おかわりするの?」というくらい、お皿を持って先生のところまで行っては、自分の席に戻ってきて食べていました。ホットプレートを使うので、火傷に気を付けないといけないのですが、ホットプレートは触ると熱いから触ってはいけないというのを教える良い機会かもしれないですよね。
私の知人は、お子さんがホットプレートを触るのを注意せず見守っていたそうです。案の定触り、あまりの熱さに二度と触らなくなったそうです。(これをする場合は火傷に十分注意してください)
帰りの集まり
その日の活動が終わったら、帰りの集まりです。
この帰りの集まりは子ども達が喜ぶポイントがあるんです。これまでも主役は子どもたちだったのですが、帰りのあつまりは特別です。先生が前でペープサートを使ったお話(人形劇みたいな感じですね)をしてくれるのですが、その中の何役かを子どもたちができるのです。
例えば、絵本の『ぞうくんのさんぽ』のお話を例にしてみます。
/>ぞうくんのさんぽの登場人物は、ぞうくん、かばくん、わにくん、かめくんで、それぞれのペープサートが用意されています。
そうすると、
「ぞうくんやりたい人!」
と先生が声を掛けると、
「は~い!」
と多くの子ども達が手を挙げます。
そして、先生は「〇〇君!!」と一人の子を選びます。
もちろん毎回同じ子が当たらないように配慮されています。どうしてもこの役がやりたかったと泣いてしまう子もいます。
でも、我慢することも大切ですよね。例え、崩れてしまってもいつも先生はサポートしてくれました。
そして、帰りの集まりのお話が始まると、みんな真剣に先生やお友達がやっていることを見ています。
ハルも、外ではとにかく動き回るばかりでしたが、お話のときはしっかりと見ていました。
結局、先生に当ててもらえなかった子は、最後まで崩れてしまうこともありました。その時は、お子さんもお母さんもしんどいかもしれないけれど、次には当ててくれるかもしれない。
我慢すること、当ててもらって嬉しいことを学んでいくのです。
このままではない。
少しずつ、ゆっくりかもしれませんが、必ず成長します。
それを信じて、毎日過ごしましょう。
お母さんは、みんな頑張っているから、頑張らず手を抜きながら。
こんな感じで親子教室では、9時頃から12時頃まで過ごしました。 親子教室に行った日は、疲れて、帰って昼食を摂ったら、毎回ハルと一緒にお昼寝をしていました。