トイレに行きたいけど、場所がわからないし、言葉で伝えられない息子がとった行動とは?【自閉症児育児】
私の息子のハルは自閉症でした。当ブログでは、ハルが療育園に通っていた頃のエピソードを紹介しています。今回は、トイレトレーニング中のハル(3歳半頃)の思わぬ行動についてを療育園の連絡ノートを元に紹介します。(連絡ノートの説明はこちら→ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】)
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今日は、祖父の家で過ごしていたのですが、急になにやらもぞもぞとしだしました。ウロウロとし始めたかと思ったら、ズボンとパンツを下ろして、近くにあったコップにおしっこを入れようとしていました。家では、オマルに直行できるのですが、祖父宅では、どこにあるかわからなかったようです。 ハルなりに、「ここでそのまましてはいけない」と思ったのかと思うと、嬉しかったです。
このエピソードは、今でも鮮明に覚えています。
むくっと立って、挙動不審な動きをしたかと思ったら、ズボンとパンツを下ろして、近くのコップに・・・。
ギリギリのところでトイレに連れて行き、間に合いました。
自宅では、オマルを置いている場所がわかっているので、尿意を感じたら、自分で行くことができるようになっていました。
でも、トイレの場所がわからない場合・・・。
外出先とかもそうですよね。
「トイレ」
「おしっこ」
という言葉が出てくれたり、ジェスチャーでもしてくれたら連れて行くことができるのですが、ジェスチャーをして見せても理解ができなかったので、外出する時は、オムツを履かせていました。
それでも、私自身、楽観的な性格なので、
「いつかはできるよね~」
くらいの気持ちでいました。
教えてできるのなら教えますが、当時のハルには難しいのはわかっていたので、焦ったりはしませんでした。
ハルはハルのペースがあるのだから、ママは口出しいたしません。