ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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気分が乗らない時はお絵描きもリズム遊びにも無理には参加しなくていいよ

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自閉症の息子が生きた5年間の軌跡~ハルの笑顔はヒマワリの花~にお越しいただきありがとうございます。
息子の春は2歳10ヶ月から療育園に通っていました。当ブログでは、療育園と家庭をつなぐ連絡ノートを元に、療育園の活動を紹介しています。「療育園ってどんなことするんだろう?」と不安に感じていらっしゃる方の参考になればいいなと思っています。(あくまでハルが通っていた療育園の活動内容なので、他の施設とは異なる活動もたくさんあると思います)

では、今回はハルが療育園に通い始めてから3ヶ月が経った3歳1ヶ月の様子です。

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砂の型抜きは上手にできるまで繰り返す!乳幼児検診で積み木をやる意味は?

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私の息子の春は1歳10ヶ月から1年間親子教室に通い、2歳10ヶ月からは療育園でお世話になりました。親子教室に通っている間は、砂場にはあまり興味を示さなかったのですが、療育園に入園してからは、砂場でも遊ぶようになりました。
砂場遊びの中で好きだったのだ、型抜きでした。今回は、ハルが3歳になってすぐの療育園での様子と乳幼児検診の積み木の検査についてを家庭と園をつなぐ連絡ノートを元に紹介したいと思います。

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療育園で色水遊び・プール開きで大はしゃぎ!

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幼稚園、保育園、療育園と保育施設の違いはあっても様々な活動をするのは同じですよね。その中でも、家ではできないことを体験させてくれるのはありがたかったです。
今回はハルが療育園に通い始めて2ヶ月半が経った6月のある週のできごとを療育園の連絡ノートを元に紹介していきます。(連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

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昨日まで来ていたパジャマを突然拒否するも理由がわからない

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私の息子のハルは2歳半で自閉症と診断され、2歳10ヶ月から療育園に通っていました。
ハルは、「〇〇でないとダメ」といったようなこだわりは、特にありませんでした。
でも、突然何かを拒否することはありました。今回は、ハルが3歳になってすぐの頃のパジャマに関するエピソードを療育園の連絡ノートを元に紹介します。(療育園のノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

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初めての内科検診で大泣き!

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学校でも春になると内科検診や歯科検診がありますよね。ハルが通っていた療育園でも内科検診がありました。今回は、ハルが3歳になってすぐの療育園での内科検診の様子を療育園と家庭をつなぐ連絡ノートに書かれていた内容を元に紹介します。連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

 

 療育園での初めての内科検診 2010年6月8日(火)

 内科検診は、何かわからず来て、聴診器までは良かったのですが、口の中を見せるのが嫌で泣きながら頑張りました。 終わってから、さらに泣いていました。
 内科検診の順番が来るまでは、みんなでふれあい遊び(お風呂じゃぶじゃぶ)やリズムをしました。
 給食後、保育士が人形を抱いてミルクをあげていると、 ハルくんもミルクを取り、人形の口を開けようとしていましたが、 開かないとわかると、そのままミルクを飲ませる真似をしていました。 
保育士が、合わせて声を出すと、今度は保育士にミルクを飲まそうとしていました。 最近、笑顔が増えてきました。

病院に行くのは嫌がりますか?  

みなさんのお子さんは、病院へは嫌がらず行ってくれますか?

 ハルは、内科検診は大泣きだったようですが、 かかりつけの小児科に行くのは嫌がりませんでした。 ハルは、健康優良児だったので、 小児科を受診するのは予防接種の時くらいだったので、 小児科=痛い  というイメージを持っても良さそうなのに、嫌がることはありませんでした。

 待合い室に好きなおもちゃがあったからでしょうか。  確かに口を開けるのは嫌がりますが、内科検診の時のように泣くことはありませんでした。 よく分からず、連れてこられて、お医者さんの前にちょこんと座らっされて、 聴診器を当てられているハルの様子が目に浮かびます。

 そして、その後、園舎内に響き渡るくらい大きな声で泣いていたのも目に浮かびます。

先生のマネもするようになってきた?

 そして、給食後の一コマは面白いですね。
 先生の真似をしてお人形さんにミルクをあげていたことを読んだときは、驚きました。
 人形には全く興味を示したことがなかったし、先生のがやっていることを模倣できるんだと感心しました。
 そして、ハルらしいのが、このあと先生にミルクを飲ませようとしたこと。
 先生もちょっと驚いたでしょうね。
 でも、ハルがこうやって先生とコミュニケーションを取ろうとしたことは、喜んでくれていただろうと思います。
 この人形遊びって、発達においても大切な通過点なんですよね。
 子どもと人形の1対1の関係から、子どもとお母さんやお友達といった他者との関係が生まれると、ごっこ遊びになりますよね。
 ハルが通っていた療育園では、ごっこ遊びも大切にしてくれていました。
 園庭遊びの時に、砂で作ったケーキ屋さんとお客さんでお店やさんごっこをしたり、 もちろん保育士さんのサポートが必要ですが、年中さん、年長さんになると、
 「ケーキ1つください!」
 とやってくるお友達もいました。
 こうやって、遊びを通して発達を促すことができるよう、日々、考えて保育計画を立ててくれてくださっていました。

めちゃくちゃ充実していた療育園での発達相談

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子どもが生まれると、「乳幼児検診を受けてくださいね」とお知らせが来ると思います。私の息子のハルは1歳6ヶ月検診で発達の遅れを指摘され、親子教室に通っていました。そして、2歳10ヶ月からは療育園に通い始めました。それぞれの自治体で対応が異なるかもしれませんが、ハルの場合は、療育園に通い始めた頃に

市でのフォローはどうしますか?

と聞かれました。元々、地域の担当の保健師さんが苦手だったので、

療育園で発達相談もあるので、そちらでフォローしてもらいます

とお断りしました。今回は療育園での発達相談のエピソードを紹介します。

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療育園の家庭訪問の目的は、子どもの普段の様子を見ること

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ハルの通っていた療育園では、毎年家庭訪問がありました。

 小学校の家庭訪問みたいに玄関先で10分ほどで終わるものではありません。 子供の普段の様子を見るのが目的なので、先生たちの滞在時間は30分以上。

 家庭訪問週間は、半日保育ということもあり、ハルはきっと喜んでいたことでしょう。(話せないのでわかりませんが・・・)

 しかし、予想もしなかった事態が起こりました。

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乳幼児検診のパズルって、何を見ているの?

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子どもって、ついこの前までできていなかったことが、いつの間にかできるようになっていますよね。発達がゆっくりな次男のハルも、日々成長していました。その発達の様子をチェックするのが乳幼児検診ですよね。今回は、普段の様子を元に乳幼児検診で行われるパズルについて紹介したいと思います。

※この記事では、ハルは2歳11ヶ月です。
※療育園と家庭を繋ぐ連絡ノートの内容を元にエピソードを紹介します。連絡ノートの説明はこちら⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

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